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2015年12月21日月曜日

ドイツ・スイス旅行 2015年12月(1) ~日本出発~

 2015年末にドイツ・スイスの旅行を写真とともにお届けします。

 12月も中旬に入り、あと1週間でクリスマスとなった18日(金)。
 お仕事されている方を尻目に、私は今日から年末休暇に入りました。いつもは12月の終わりまで仕事をして1月第1週を休むのですが、今年は早めの休みを頂き、1月は4日から出勤することにしてみました。

 今回の旅のテーマは、クリスマス・マーケット!
 フランス・パリでは12月末までクリスマス・マーケットをやっていますが、本場のドイツでは12月24日で終わりになるようです。なので、今回は世界一有名と言われるニュルンベルクのクリスマス・マーケットを中心に、ドイツとスイスを観光する予定です。

 今回の欧州との往復便は、日本航空。
 18日に成田発、パリ行きで欧州入りし、31日にフランクフルト発、成田行きで帰国します。このチケットは、特典航空券で取ったビジネスクラスです。海外旅行に加え、ちまちまと毎日の生活でマイルを貯めた賜物です。JALカードに感謝

 JALカードに入会されていない方は、こちらからどうぞ。





<スカイライナーで成田空港へ>

 年末の出国ラッシュにはまだ早いため、スカイライナーも空いています。
 
 途中、検札に来た車掌にアメリカ人のカップルが追加料金を取られていました。どうやら、通常の切符でスカイライナーに乗ろうとした様子。確かに、スカイライナーは追加料金が必要という表示は入り口付近にもありませんし、最近、成田からの帰りに利用した際も同様の例を見たので、京成電鉄としては改善の必要があるのではないかと思いました。
 これから3000万人の外国人旅行客を受け入れようという日本の玄関口ですから、その点はしっかりしてもらいたいところです。


<成田空港で>

 平日だからでしょう、成田空港は空いていました。ビジネス・クラスのチェックイン・カウンターもガラガラで、荷物を預けると手荷物検査を受け、ラウンジに向かいます。手荷物検査は、ファスト・トラックを利用しましたが、通常の検査ラインも空いていたので、敢えて通る必要はなかったかもしれません。
 出国審査は、私の愛用する自動化ゲートです。従来からの有人ゲートもさほど待ち時間はありませんが、自動化ゲートは誰もいません。限られたマンパワーを外国人の審査に充てられて省力化になり、同時に利用者も待ち時間が短いというメリットがある自動化ゲート、ぜひ、多くの方にご利用いただきたいと思います。


<成田空港のJALラウンジ>

 JALのラウンジは2つあり、本館とサテライトにそれぞれありです。チェックインの際、JALの方に伺ったところだと、本館の方が規模が充実しているとのことだったので本館のラウンジに入りました。

成田空港第2ビルのJALラウンジ(本館)

成田空港第2ビルのJALラウンジ(本館)。料理に集まる人も少ない。

 JALのラウンジは、さすがに広いです。今日は平日で乗客が少ないということもあり、なおさら広く感じました。お昼過ぎに到着したので、チャーハンとカレー、そして中華丼を食べました(ご飯ものばかりです。)。ビーフカレーはとてもおいしい!



 マッサージがあるとの情報を事前に入手していたので、向かってみると、なんと昼休みはやっていない!私の便は15時5分発なので、残念ながら今回は利用できませんでした。いつか、利用してみたいと思います。ご利用になりたい方は、運用時間の変更もあり得ますので、事前に確認されたら良いと思います。



<いよいよ搭乗! JALとANA、新ビジネスシート比較!>

 ついに搭乗します。飛行機に乗るときは、いつもワクワクした気持ちになります。
 今回搭乗するJALの新型ビジネス・クラスは初めてなので、座席についてから色々とチェックしてみます。

私の座る予定の席です。

自席には、右の通路を通らなければなりません。下にばかり気を取られていると…

座席にはアメニティ・キットとスリッパが用意されています。
画面が大きい。ただ、操作方法は独特で個人的には余り好きになれなかった…



 窓側の席は、座席までの通り道が意外に狭いのと、頭上の荷物収納スペースに頭をぶつけやすいのはマイナスですね。私は搭乗中、2度、頭をぶつけました。ANAはもう少し広かったイメージで、少なくとも頭をぶつけたことはありません。

 他方、テーブルの収納が横にあるのはプラスです。ANAは画面の下に収納するのですが、その際、ストッパーをかけ忘れると離陸時、机が飛び出す恐れがあります。実際、私は飛び出してきた机がぶつかって痛い目を見ました。ちゃんとしまわなかった私が悪いのは承知していますが、そういうアクシデントが起こりえない方が良いと思います。
 また、JALでは、横の座席と遮蔽する板を下げればすぐにアクセスできます。ただ、私の様な一人旅では関係ありませんが。。。

遮蔽板を下げるとこんな感じ。座ってみると、結構、近く感じる。
 身の回りのものを置いておくスペースは、ANAは座席の横でアクセスしやすいものの狭い、JALは座席の後ろで取り出しにくいが広い、という特徴があります。どっちが良いとは一概に言えないでしょう。

 私の独断と偏見で両社の比較をまとめると、、、

JALの方が良いと思った点
  • 画面が大きい
  • 机の収納が横で安全
  • 隣の席とのアクセスが良い

ANAの方が良いと思った点
  • 窓側座席から通路へのアクセス(少なくとも頭をぶつけたことはない。)
  • エンターテイメントシステムで映画を探しやすい
  • シートポジションの変更(フラットから座席へ、など)は、ボタンを一度押せばよい。(JALでは押し続けないといけない)
というところでしょうか。

 どちらのエアラインも、かつてのずり落ちライ・フラット・シートに比べると、フル・フラットで実に快適で、どちらも個人的には、全く不満はありません。


<機内食~離陸後~>

 機内では、出発時に食事があり、その後、到着までのどこかでもう一度、食事をとることができます。
 離陸後にサーブされる食事は、和食と洋食が選べます。まだまだ胃腸が元気なので、洋食を選んでみました。

アミューズ

 アミューズは海老マヨネーズとフォアグラのムースです。海老はプリプリとした歯ごたえです。フォアグラはアスパラの先っぽが立っているのが面白いです。まさにレバーという感じで、美味しくいただきました。



キッシュロレーヌ

 キッシュはしっとりして、またレバーのような味もしておいしいです。



プチリヴィエラとゆずのプチパン

 普通のパンかと思いきや、割いてみてびっくり!ゆずが入っていていい香りがします。おいしくて、お代わりしてしまいました。上の画像の白い方のパンが、ゆず入りです。



和牛のサーロインステーキ

 カロリーは高めですが、敢えてチョイス。柔らかくておいしいです。



ほうじ茶プリン

 まず、スポイトにシロップが入っているのがびっくりです。これを自分で絞って好みの味に仕上げるようです。私は最初に全部、かけました。
 また、味は確かにほうじ茶です。中にはチョコレートが入っており、これがまた、不思議な触感なのです。



チーズの盛り合わせ

 これは到着までの間に客からの要望でサーブされるものなのですが、デザートの1つとして頼んでみました。


 どの料理も手が込んでいて、さすがJALだと思わせる料理でした。


<機内食~到着前~>

 パリ到着3時間ほど前に、2度目の食事をお願いしました。到着直前だと、多くの方がオーダーして時間もかかりますので、ちょっと早めに食べることにしました。

 私が選んだのは、フミコの和食、というものです。
 JALでは機内食に力を入れているようで、パリで活躍する料理プロデューサーの狐野扶実子さんが考案されたメニューとして「フミコの和食」「フミコの洋食」というものが選択できます。どちらもおいしそうなのですが、先ほどは洋食だったので、今回は和食にしてみました。

台の物

 炙り金目鯛のエシャロット風味
 春菊と菊花
 からすみ大根

お椀

 根菜と三つ葉のお吸い物
 ご飯

香の物

 かぶの浅漬けと柴漬け



 やはり白いご飯を食べると、気持ちが落ち着く気がします。


 そうこうしていると、飛行機は着陸態勢に入りました。
 実に快適なフライト、さすが日本のナショナル・フラッグ・キャリア、日本航空です。帰りも乗るので、今からとても楽しみです。


<パリの入国審査>

 テロ事件以降、パリの入国審査は厳格化されていると聞いていましたが、実際はどうだったのでしょうか?

 JAL便のパリ到着は19時40分。向かい風の影響もあり、20分の遅れで、ボーディング・ブリッジが開いたのは20時でした。
 ビジネス・クラスなので早く着いたとはいえ、入国審査では私の前には数人程度しか待っておらず、思ったよりも空いていました。審査自体も、今までと変わることなく、スムーズでした。元々、空港での入国審査はしっかりしていたこともあり、かえって違いは判らなかったかもしれません。
 空港は以前から厳重に警備されており、特段、今回のテロによって警備が厳重になったという印象はありません。


<RERでパリ市内に向かう>

 パリ行きの近郊列車であるRERは、ターミナル2から発車しています。
 チケットは自動販売機で購入できますが、慣れていない人が多いせいか、行列になっていました。迷うような内容は、特にないのですが、なぜか一様にイライラしている様子。ホームまでの間は、特段、警備が強化された様子もなく列車に乗り込みました。
 このRER、パリでも貧困地域を経由するため、はっきり言って乗客のガラは悪いといっていいでしょう。見るからに低所得な人々が数多く乗り込み、あまり長く乗りたいとは思えない路線です。いつもは市内まではエールフランスバスを使うのですが、翌朝にパリ北駅からの国際列車に乗る予定としていたことから、やむなく使いました。
 追加料金を取っても良いので、途中駅に止まらない列車を設定してほしいと強く感じました。


<パリのホテル>

 パリでは、翌朝、Thalysでケルンに向かうため、北駅の駅前のホテルに泊まりました。
 ホテルチェーンであるメルキュール・ホテルの一つ、テルミニュス・ノールで、北駅の真ん前という便利な立地、部屋もそれなりに広いこと、また、無線LANが無料という点も魅力的でした。



 ただ、私の部屋はバスタブの栓が壊れ、お湯が中々抜けないという問題がありました。そもそも気付いたのは23時前くらいだったこともあり、フロントに連絡するも直してもくれず、サービスに問題ありと言わざるを得ません。
 個人的には、次に泊まることは無いでしょう。

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