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2015年12月9日水曜日

2014年末のイタリア旅行 (29) ヴェネツィア観光~サン・マルコ寺院、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会など~

 2014年末・年始にイタリアに旅行した際の写真などをお届けします。

 ヴェネツィアの初日、カナル・グランデを下ってドゥカーレ宮殿を見学した後、サン・マルコ寺院を中心とした広場周辺とサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会を観光した際の写真をお届けします。

サンマルコ広場の様子。右にサン・マルコ寺院。

<サン・マルコ小広場>

 ドゥカーレ宮殿の前は、サン・マルコ小広場 Piazzetta S. Marco と呼ばれ、国立マルチャーナ図書館とに挟まれています。この広場の向こうは青い海が広がっており、白い建物とのコントラストが美しいと思います。

サン・マルコ小広場。左側はドゥカーレ宮殿。
ドゥカーレ宮殿前のマルチャーナ図書館
右はドゥカーレ宮殿、左は鐘楼。

海側からサン・マルコ小広場を眺める。



<サン・マルコ広場>

 サン・マルコ広場 P.za S.Marco は、ドゥカーレ宮殿のほか、サン・マルコ寺院、鐘楼などもあり、世界で最も美しい広場と言われています。
 奥行き157m、幅82mもあり、かなり広い空間です。冬で少し寒いですが、もう少しい暖かいと、エスプレッソでも飲みながらのんびり、幸せに過ごせそうです。




 鐘楼 Campanile は96.8mの高さを誇り、エレベーターで上ることができるのですが、私が訪れた時は休みでした。実に残念。。。塔から眺めるヴェネツィアの街並みは素晴らしいそうです。(残念!)



<サン・マルコ寺院>

 サン・マルコ広場の正面に建っているのが、サン・マルコ寺院 Basilica di San Marco です。828年にエジプトのアレキサンドリアから運ばれた聖人マルコの遺体を祀るために9世紀に建設されました。寺院は11世紀、17世紀に大幅に改修されているそうです。
 寺院は黄金で装飾されて実に煌びやかであり、強い印象を残します。

正面から見たサン・マルコ寺院


アーチは黄金で美しく装飾されています。

モザイクの中でも一番左のものは、13世紀の作だそうです。






 ここから先は、写真撮影禁止なのですが、とにかく黄金で彩られ、豪華絢爛です。寺院というより宮殿といった方が良いんじゃないかというくらいです。
 ヴェネツィアに来られたら、間違いなく訪れることになると思いますが、ぜひ、この素晴らしさは自らの目で確かめていただきたいと思います。

サン・マルコ寺院の左側。露店も多い。

<ヴェネツィアの街の様子>

 サン・マルコ広場の観光を終え、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会まで歩いて向かってみました。
 途中の街の様子です。道は基本的に狭く、建物が左右から迫ってくる感じです。


  少し歩くと、すぐに橋にぶつかります。水の都、ヴェネツィアらしいですね。
水路は至る所に張り巡らされています。柵がある場合もあれば、無い場合も。。。水の近くは苔が生えて滑りやすくなっており、注意が必要です。私も危うく、海に落ちかけました。。。

  水路と建物の感じが、どのアングルから撮っても絶妙だと思います。こんな光景、ヴェネツィア以外では絶対に見られないと思います。



水路に挟まれた建物。まさに、ヴェネツィア、という感じですね。
何気なく泊められているボートも素敵です。カレンダーにでもなりそうな風景。

<サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会>

 サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会 Santi Giovanni e Paolo は、1296年~1430年に建設されたゴシック様式の教会です。

 サン・マルコ広場や他の観光地から離れているせいか、人も少なく、静かに佇んでいました。




 内部は広く、落ち着いています。梁がところどころに渡されているのが特徴的です。



 ヴェネツィアという観光都市の中にある割に静かで、信者は落ち着いてお祈りできることでしょう。








 教会の奥には、スクオーラ・ディ・サン・マルコ(同信組合)の建物です。今は病院になっています。壁面の装飾は立体に見えるような描き方をしており、面白いと思います。





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