<フニコラーレに乗り込む>
ガッレリアから奥に進むと、「フニコラーレFunicolare」というケーブルカーが走っており、その駅があります。これに乗り込み、ヴォメロの丘に向かいます。
私が乗ったのは、チェントラーレ線Centraleです。ケーブルカーは坂を上るためのものなので、車両内部は階段状、乗り場もそれに合わせて階段状です。
ちなみに、童謡の「フニクリ・フニクラ」とは、フニコラーレの愛称で、ヴェスーヴィオ山へのフニコラーレのコマーシャルソング(世界最古のコマーシャル・ソングなのだとか)として作られたということです。童謡の「赤い火を噴くあの山」とは、ヴェスーヴィオ山なのです。
フニコラーレのチェントラーレ線。乗り場も階段状だ。 |
<サンテルモ城を目指す>
フニコラーレの終点Piazza Fuga駅で降り、サンテルモ城Castel S.Elmoを目指します。道路に「Castel S.Elmo」という表示があるので、それをたどって歩いていけば大丈夫です。若干の坂道を上りながらしばらく歩くと右手に城壁が見え、サンテルモ城に到着です。左手には、素晴らしいナポリの街並みが広がっており、ここからはナポリ市街が一望でき、さらにヴェスーヴィオ山も遠望できる絶好の撮影スポットになっております。
なんと、この日(火曜)はサンテルモ城はお休み!事前の下調べ不足を悔やみました。仕方なく、写真撮影にいそしみます。
ナポリ・ヴォメロの丘Monte Vomeroからナポリ市街を望む。ヴェスーヴィオ山も奥に見える。 |
<下界に戻る ~フニコラーレ・モンテサント線~ >
寒さに耐えられずにサンテルモ城(の横)を後にし、来た道を引き返します。途中、先ほど乗ったフニコラーレ・チェントラーレ線とは別の路線の駅があり、それに乗り込むことにしました。これはモンテサント線MontesantoのMorghen駅で、ここから地下鉄のモンテサント駅付近まで降りていきます。
<ドゥオモを目指す>
地下鉄2号線に乗り、スパッカ・ナポリに向かいます。スパッカ・ナポリは「ナポリを真っ二つに割る」という意味のナポリの下町だそうです。ただ、日が沈んだ時刻ではそれを感じる暇は余りありませんでした。
スパッカ・ナポリの入口にあった門。 |
ドゥオモの外観。外観はシンプルだが、中は壮麗である。 |
ナポリのドゥオモの内部。外観からは想像できないほど豪華で壮麗である。 |
ナポリのドゥオモの天井。 |
天井に描かれたフレスコ画が美しい。 |
テゾーロ・ディ・サン・ジェンナーロ礼拝堂Cappella del Teasoro di S.Gennaro |
ドゥオモ床のレリーフ。おそらく聖人なのだろうが、踏みつけられて、顔は消えかかっている。イタリア人は、気にならないのだろうか?
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