2014年末・年始にイタリアに旅行した際の写真などをお届けします。 引き続き、
今回もポンペイに行った際の写真などをお届けします。フォロのテルメ、悲劇詩人の家、ジョーヴェ神殿、エウマキア館の写真が中心です。
(20) フォロのテルメ
フォロのテルメTerme del Foroは、ローマの植民地となった年に公衆施設として建設され、多くの市の権威者が通っていたそうです。テルメとは、ドイツ語では温泉と訳されているようです。確かに火山のすぐそばにあったので、温泉が湧いていても何ら不思議ではありませんね。
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温水浴場(カリダリウム)の様子。 |
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男性用の冷水浴場(フリジダリウム)。 |
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更衣室(アポディtリウム)の様子。天井の様子が印象的。 |
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温水浴場の様子。ほてりを覚ますための冷水を張った大理石の浴槽が見える。 |
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ここに冷水を張り、ほてりを覚ました。 |
(21) 悲劇詩人の家
悲劇詩人の家Casa del Poeta Trugicoは、フォロのテルメの向かいにある中流家庭です。
玄関に威嚇する犬と「猛犬に注意!」と書いたモザイクがあります。書斎に、劇の場面を現した非常に細かいモザイクとイリアスの神話の情景を描いたいくつかのフレスコ画が発見され、この家の名の由来となったそうです。
犬がご主人様を守るというのは、今も昔も変わらないんですね。
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猛犬への注意を促したモザイク。 |
(22) ジョーヴェ神殿
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ジョーヴェ神殿を正面から見たところ。 |
ジョーヴェ神殿Tempio di Giaveは、カピトリウムと呼ばれ、神殿内にはジョーヴェ、ユノ、ミネルバの神像が祀られていたということです。写真では良く見えませんが、この向こうにはヴェスーヴィオ山を望むことができます。
(23) フォロ
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ジョーヴェ神殿から見たフォロの様子。 |
ジョーヴェ神殿は
ポンペイの最も重要な広場である
フォロIl Foroに面しています。フォロ内は歩行者に限られ、荷車の侵入は禁止されました。ここには神殿、行政機関、裁判所、市場が集まっていました。
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フォロの向こうに見えるジョーヴェ神殿と、さらに奥にヴェスーヴィオ山が見える。 |
(24) エウマキア館
エウマキア館Edificio di Eumachiaは、ヴィーナスの神殿の巫女エウマキアが所有した
壮大で上品な建物です。エウマキア館は毛織物製造業同業組合の本部であったと考えられています。
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エウマキア館の入口。 |
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エウマキア館の門は大理石の彫刻が施されている。 |
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エウマキア館の柱廊。 |
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