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2017年1月5日木曜日

2016年末 ルクセンブルク・ドイツのクリスマス・マーケット巡り (2) ~ルクセンブルク2日目~



 今日はルクセンブルク2日目です。
 昨日の疲れもあるので、朝はゆっくりと活動を始め、観光は9時過ぎから始めました。


ルクセンブルク中央駅
 観光を始めるにあたり、まずは中央駅に向かいます。
 ルクセンブルクは大都市ではないので、駅舎は小ぢんまりとしていますが、存在感があります。中に入ると、天井には大胆に絵が描かれていました。

ノートルダム大聖堂
 中央駅の周辺は特に見どころもないので、旧市街に向かいます。昨日と同じく通りを北上していき、高架橋を超えます。昨日は暗くて見えませんでしたが、今日は崖の下が良く見え、旧市街は天然の要害なのだとよくわかります。
 ノートルダム大聖堂は、高架橋を渡ってすぐ右側です。今日はもやがかかっており、幻想的でした。
 建設は17世紀です。
 観光客は少しいましたが、午前中だったせいか、全体的に静かな雰囲気です。
 この大聖堂で目を引くのは、円柱の彫刻です。
 円柱は滑々しているのが通常ですが、ここでは模様が彫り込まれており、華麗な印象を受けます。
 また、天井に絵が描かれています。
 美しいステンドグラスも印象的です。



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アルム広場
 ノートルダム大聖堂の裏手にはアルム広場があります。
 こちらはクリスマスとは関係なく普通のマーケットになっていて、野菜などを売っていました。

大公宮
 大公宮は、ルクセンブルク大公の執務室兼迎賓館で、衛兵が警備しています。
 さすがにしっかりと警備されています。衛兵の歩き方が特徴的でした。

 裏手に回ると、こんな感じです。かつては市庁舎だったのだとか。

サン・ミッシェル教会
 大公宮からボックの砲台に向かう際、途中にあった教会にも入ってみました。この教会は、サン・ミッシェル教会です。
 ガイドブックには掲載されていませんが、美しいステンドグラスと落ち着いた雰囲気の教会でした。

ボックの砲台
 サン・ミッシェル教会から坂を下ると、ボックの砲台が見えてきます。
 ボックは断崖絶壁で、かつては10世紀中ごろに城が築かれていたということです。
 ボックの砲台は、18世紀にオーストリアの兵士によって構築されました。

 ボックの砲台は閉鎖されて入れませんでしたが、見晴らし台には入れます。
 眺めは確かに良く、いかにもルクセンブルクという感じの景色です。
 世界遺産に登録されていることを示すプレートもあります。


3つの塔の門
 ボックの砲台から北西に進んだところに、3つの搭の門という門があります。しかし、残念ながら改修中で、その姿を見ることはできませんでした。
 このあたりは高台と低地の境界になっており、見張り台も見られます。


昼食
 お昼は”カフェフランセ”というお店で昼食を取りました。
 食べたのは、シュークルートをメインディッシュとしたランチメニューです。シュークルートは、ストラスブールなど、ドイツの影響が強い地域の料理です。確かにルクセンブルクではさまざまな表記がフランス語とドイツ語の両方でなされており、そういう土地柄なのだなと感じました。美味しいのですが、さすがに豚肉の脂の部分は残しました。
 フランス料理ですので、合わせてワインも1杯飲んでみました。

グルント
 昼食を終え、ボックの砲台から下に降りてグルント(低地)へ向かいます。
 ここから見上げる高台は、いかにもルクセンブルクという景色です。
 歩いて行くと、途中でもクリスマス・マーケットが小規模ながらありました。ここでもホット・ワインを1杯飲んでみました。

 高架橋を下から眺めると、確かにすごい景色だと思います。
 ちなみに、この下をペトリュッス川という立派な名前の川が流れているのですが、単なる溝にしか見えませんでした。

再度旧市街へ
 坂を上り、旧市街に戻ります。お腹も減りませんが、憲法広場でホット・ワインを飲み、アルム広場でもホット・ワインを飲み、ソーセージを食べました。
 これでもうお腹は一杯になり、そのまま部屋に戻りました。




2016年12月23日金曜日

2016年末 ルクセンブルク・ドイツのクリスマス・マーケット巡り (1) ~成田からフランクフルトを経由してルクセンブルクへ~


今日から少し早めのお休みをいただき、海外旅行に行ってきます。今回の目的地は、ルクセンブルクとドイツ。お目当ては、なんといってもクリスマス・マーケット!昨年の様子もブログにまとめていますので、よろしければご覧ください。また、ルクセンブルクは初めて訪れる国で、今回の訪問でベネルクス3国を制覇することになります。
昨年の様子はこちら


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成田空港で出発を待つ
今回は10時50分発の日本航空のフランクフルト行き(JL407便)で欧州入りします。成田空港はさすがにまだ休みを取る人は少ないようで、空港ターミナルはそれほど混んでいませんでした。グローバル・クラブのカウンターでチェックインし、手荷物検査と出国審査を終え、JALのSAKURAラウンジで搭乗を待ちます。
機内で食事も出てくるので、基本的には余り食べないのですが、カレーの香りだけはどうにも抗しがたく、思わず食べてしまいました。
ラウンジ内はそれなりに人がいました。12月も中旬ですので、冬休みを取った方もいるのかもしれません。

いよいよ搭乗!機内にて
日本航空の欧州行きは、かつては微妙に傾斜が付いたライ・フラット・シートでしたが、現在は全てフル・フラット・シートとなっています。ライ・フラットはどうしても寝ているとずり落ちる感覚があったため、フル・フラットの他国便を使うことが多かったのですが、JAL、ANAともにフル・フラットになり、ようやく他国エアラインとの競争のスタートラインに立ったという感じがします。
ちょっと気になるのは、隣の席が近いこと。パーティションを上げないと、横の画面が見えてしまうのです。相手からも、私が何をしているか、見えているはず。個室感がやや足りない気がしました。

機内食を食べる!寝る!
席に着くと、ウェルカム・ドリンクがサーブされます。オレンジジュースかシャンパーニュですが、迷わずシャンパーニュ!ただ、グラスがプラスチックなのがいつも気になるところです。

離陸し、しばらくすると昼食です。洋食と和食を選べ、まだ胃腸が元気なので洋食を選択。
アミューズ・ブーシュは、胡麻豆腐山葵のせ、燻製煮卵と叉焼です。
胡麻豆腐はモチモチ感があり、燻製煮卵は濃厚な味わいでした。叉焼は甘めで食欲を刺激します。

オードブルはブランダートのミルフィーユです。
魚介の食感と香りがおいしい。白いのはクリームチーズでした。

メインディッシュは、和牛サーロインステーキグリーンペッパーソースです。
牛肉は柔らかくて、付け合わせのポテトも滑らかでした。
パンを選んだのですが、ご飯も追加できるとのことで、食べてみました。御飯には海苔の佃煮が付いています。

デザートは、山田農場のほうじ茶プリンです。
これは中にチョコレートが入っており、そのチョコレートは内部が空洞で、そこに蜜が入っているという手の込んだもの。プリンは超濃厚な私好みの一品でした。

食事と一緒に飲んだのは、シャンパーニュと赤ワイン。赤ワインはシャトー・シマール2004というもので、とても気に入り、2杯も飲んでしまいました。


昼食を取り、やることもないので横になりました。フル・フラットですが、日本時間ではまだまだお昼。さすがに熟睡とはいきませんが、少し眠れました。

到着4時間ほど前に、さすがに横になるのもつらいので、起きました。
夕食は、到着の2時間前までに端末でオーダーしてください、とのことでした。いつもならガッツリ食べるところですが、今日は余り食欲もないので、山菜うどんにしておきました。
今までは、どんな時であろうと「うどんを食べたい」と感じることなど皆無でしたが、急に食べたくなったのは不思議です。

ヨーロッパに到着!
12時間のフライトを終え、フランクフルトに到着しました。
ルクセンブルクはシェンゲン協定締結国なので、ドイツで入国審査を受けます。ルクセンブルク行きの便はターミナルAなので、Aまで無人の交通システムで移動してそこで入国審査を受けたのですが、その途中、係官がエスカレーターを閉鎖し、EUパスポート以外の人は通れなくしていました。何事かと思いましたが、どうやら入国審査官が足りないようで、EUパスポート以外の人は別の係官に連れられて10分ほど歩いた別の場所で審査を受けました。
この手際の悪さが、むしろヨーロッパらしいと感じました。


フランクフルト空港のセネター・ラウンジ
無事、入国したものの、次のフライトの搭乗口は表示されず、まだ2時間以上の時間があります。買い物をするわけでもないのでルフトハンザのセネター・ラウンジで時間を潰すことにしました。ちなみに、今回のフランクフルト・ルクセンブルク間はルフトハンザ運航ですが、JALのサイトで買うことができました。ちょっと不思議な感じです。
セネター・ラウンジは、今まで見たことがないくらいの混雑!クリスマスが近い週末ですので、休暇を取って家に帰る人たちではないかと勝手に推測していました。
先ほどのフライトでうどんを食べたくらいですのでほとんどお腹もすいていませんが、シュトーレンがあったので、食べてみました。
お酒が入っているのでその旨の注意書きがあるのはいろんな民族を受け入れているドイツらしいところです。

フランクフルトからルクセンブルクへのフライト
搭乗時刻が迫り、さすがに搭乗口も表示されたので、ラウンジを出ます。飛行機へはバスで移動。ルクセンブルク行きの飛行機は、2列-通路-2列という座席配置で、一番前の座席ですが、シートはエコノミーと同じです。
機内で、「飛行時間が25分」というアナウンスが流れた際、言い間違いだろうと感じましたが、どうやら実際にそれぐらいのようでした。
それでもしっかり御飯が出るというのがすごいところです。
サラダが取れたのはありがたく感じました。ババロアも美味しい。

ルクセンブルク到着
ルクセンブルクに到着し、またバスでターミナルに移動します。ターミナルで機内預かり荷物を待つのですが、これがいつまでたっても出てこない!ほかの人たちとともに、辛抱強く待つと、ようやく出てきました。しかも、プライオリティ・タグが付いている荷物が最後に出てくるというおまけ付き!まあ、行方不明になるよりはよっぽど良いですが。海外のターンテーブルで荷物を待つのは、いつもドキドキします。
荷物をピックアップして税関を「申告荷物なし」で通ろうとすると、なぜか係官に止められ、中身のチェックを受けました。中は着替えくらいしかないので、もちろん、おとがめなしでした。

ルクセンブルク市内へ
ルクセンブルクのホテルは中央駅近くなので、市内行きの16番のバスに乗ります。バスのチケットはバスのそばで売っているのですが、なぜか紙幣は受け付けなかったので、カードで買うことになりました。理由は不明ですが、良くあることなので気にしないことにします。
バスは空港を出た時点では空いていますが、しばらくすると混んできました。大きな通りをひたすらまっすぐ走っていきますが、途中で街並みが変わり、左手に中央駅が見えたところで降りました。車内放送も表示もなく、わかりづらいのがちょっと怖いところです。

クリスマス・マーケットへ!
ホテルにチェック・インし、疲れもありましたが少しだけ街を見ようと思い、外に出ました。外は思った以上に寒く、帽子を持ってくればよかったと後悔しました。
駅前通りを北に向かって歩き、高架橋を渡ると旧市街に到着します。最初に見つけた憲法広場は、観覧車あり、メリーゴーランドあり、トランポリンありで子供の天国になっていました。
ホットワインを飲み、カリーブルストを食べます。クリスマス・マーケットでカリーブルストを見るのは初めてです。折角なので、もう一つの広場にも足を延ばしてみます。こちらはアルム広場で、ワインのカップの種類はこちらの方が多そうでした。
こちらのマーケットでもワインを2杯飲み、さすがに合計3杯も飲むとつらくなってきたので、ホテルに戻り、休みました。